マドリードのプラド美術館から歩いて
国立ソフィア王妃芸術センター に向かうまで、
期待で気持ちが高まる。
スペインの首都、マドリードに来たら、
どうしても ピカソ の絵を間近にみなければならないのだ。
この国立ソフィア王妃芸術センターには、ピカソの ゲルニカ がある。
1981年、プラド美術館はゲルニカを含むピカソ作品を収蔵していたが、1993年から95年にかけて、
国立ソフィア王妃芸術センターに移された。
同館にはジョアン・ミロ(1893年生)の作品が7号室、
サルバドール・ダリ(1904年生)の作品が10号室に陳列されている(地下鉄1号線 アトーチャ駅下車、
マドリード市内バスは殆ど停車)。
マドリードでは他に、プラド美術館向かいの ティッセン・ボルネミッサ美術館 は、
プラド個人コレクションでは英国王室についで世界第2位といわれる。
イタリア、オランダ、フランス、スペイン、ドイツなどの馴染みの有名絵画が、
ここマドリードで鑑賞できる。
美術館で絵画を見るときのコツ
画家の生年を覚えること。
ピカソ、ゴッホ、ゴヤのような作風の変わった画家では年齢との関係がわかり興味深い。
ピカソは1881年と数字が対称に並ぶので、覚えやすい。
「ゲルニカ」は、56歳の時の作品。
ピカソの作品が陳列されている6号室は、中央のゲルニカを挟んでスペイン内戦前後に分かれている。
ボルミネッサ美術館の作品
マドリードの散歩と注意事項
マドリードの発展は、ハプスブルグ王朝の
フェリペ2世(1556−1598)が1561年にトレドからの遷都を突然発布したことに始まる。
マドリード市の交通の要所、スペイン広場は格好の市内散策地。
「セルヴァンテスの大理石像」と、小説の主人公「ドン・キホーテとサンチョ・パンサのブロンズの騎馬像」がある。
マドリードは朝の散歩もすがすがしい。
しかし、銅像と記念撮影をしている隙に、置き引きもよくあるので要注意。
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