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スペイン旅行ツアーのコースにはあまり入っていないが、バルセロナへ行ったら、バルセロナ生まれの画家ジョアン・ミロの絵を是非とも見てみよう。
ミロ美術館は、市の南西にある海抜210mほどのモンジュイックの丘にある。
モンジュイックはバルセロナ発祥の地。
ここに侵入したローマ人がこの丘に定着し、ジュピターに捧げた神殿を造ったところから、ジュピターの山と呼ばれそれがモンジュイックになったとの説がある。
近年は、1929年の万国博覧会と1992年のオリンピックの二つのビッグイベントの会場として開発された。
ホテル、バルセロ・サンツからミロ美術館への交通
- 地下鉄L3に乗り、2つ目のエスパーニャ(Espanya)駅で下車。
広場から50番のバスで美術館前、または徒歩で20分程度(エスパーニャ広場傍のミロ広場にはオブジェ『女性と鳥』が見られる)。
- 地下鉄L3に乗り、4つ目のパラレル(Paral-lel)駅で下車。
フニクラ(funicular)と呼ばれるケーブルカーでパルク・デ・モンジュイックへ。徒歩200mほど。
ミロ美術館観光

ミロのオブジェ
ミロ美術館は1975年にオープン。
友人の建築家ジョゼップ・リュイス・セルトによる白亜の殿堂で、バルセロナの町と港の両方が一望できる。
20世紀初頭に起こったフォービスムの色彩と、キュビスムの形を出発点としてシュールレアリスム(超現実主義)に進んでいったものといわれるミロの絵は、宇宙の神秘を想像させる。
ミロ美術館には絵画、彫刻、テキスタイル他、スケッチや素描まで入れると1万点近い作品が所蔵されているらしい。
館内には無名の芸術家のための発表会場「スペース13」もある。
ミロ美術館の景観
ミロの写真
ミロ美術館の絵画
- 少女の肖像(Portrait of a Young Girl)1919
- ワインボトル(The Bottle of Wine) 1924
- 白い手袋(The White Globe)1925
- 排泄物の山を前にした男と女(Man and Woman in front of a Pile of Excrement)1935
- 朝の星(Morning Star)1940
- 女、鳥、星(Woman,Bird,Stras)1942
- 逃亡を夢見る女(Woman Dreaming of Escape)1945
- 両側の星(Double-sided Stele)1956
など、他に多数の ミロの作品を楽しむことができる。
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